「夏のインターンシップ対策!」経験者が語るリアル

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大阪府立大学大学院工学研究科のもりもりです!

5月も中旬になり、大学3年生や大学院1年生は就職活動を意識する時期になってきましたね…!

私も去年、インターンシップに参加するために、ESを書いていました。。。
就活を経験した上で、「これは準備不足だったな…」「これは準備しておいて本当に良かった!」など感じることがたくさんあったので、今回の記事は体験談を絡めてやっておいた方がいいことを共有していきます!

就活の基本を確認!

就活する上では外せない、「ES」「ガクチカ」「Webテ」「OG・OB訪問」「学校推薦」「自由応募」など独特な言葉があります。

ESは「エントリーシート」というもので、インターンシップや本選考に応募するために必要なものです。
今はweb上での作成、提出が基本となっており企業によって記入内容が異なります。

ガクチカは「学生時代に力を入れたこと」の略称です。
学業、部活、サークル、課外活動、留学など、学生の時に行った活動で自分が力を入れたことなどがこれに当たります。
活動によって自分の強みがアピールできるエピソードをいくつか持っていると就活がスムーズに進みます。

Webテは「Webテスト」の略称で、SPI、玉手箱、CAB・GABなど様々な種類があります。
問題としては国語、英語、数学で難しい問題はそんなにありませんが、時間制限があるため、早く解かなければならないことが特徴です。
日系企業はSPI、玉手箱というテストの種類が多く、外資系はCAB・GABや会社独自のテストといった感じになります。

OB・OG訪問は興味のある業界や企業で働いている先輩を訪ね、実際の仕事内容や社内の雰囲気などの情報を得ることです。同じ大学出身だと話しやすいことから、私の友達も実際やっていました。

学校推薦は大学から推薦されて希望の企業に就職することです。
メリットとしてはESやテストを免除されたり、企業側から大学への信頼が厚ければ落とされる確率が少ないことです。私の周りでは、大阪ガスや住友化学に学校推薦で受かっている人もいました。

デメリットとしては、受かってしまうと絶対にその企業に就職しなければなりません。様々な企業に出していて、「やっぱりあそこに就職しようかな…」と思っても学校推薦で受かっている企業が優先になります。

自由応募は、自分で企業を選び、新卒採用枠に応募する就活方法です。一般的な就活方法で、食品会社や飲料メーカーなどは倍率が高く受かりにくくなっています。

最近の就活のスケジュール感

年々就活が始まる時期、終わる時期というのは早くなっています。
言い換えれば、時期を逃してしまうと応募したい企業に応募できず、スタートに遅れてしまうことになるため、リアルなスケジュール感を知っておく必要があります。

日系企業は6月1日からサマーインターンの情報が出ます。6月に向けてWebテストの勉強やESなどの書類を準備しておくと焦らずに臨むことができます。

外資系企業に応募したい場合、4月〜5月に向けて情報が開示されます。そしてサマーインターンに参加するとそのまま内定が出るという企業もあるので、日系企業と比べるとだいぶスケジュールは早めになっています。

外資系の企業は特に、高いTOEICやTOEFLのスコアが要求されるので資格も早めに取得しておくことをオススメします。

やっておいた方がいいこと!

就活を始めるとなると、企業分析・自己分析・ESなどあまり気の進まないことばかり見えてきて、何から始めれば良いか、迷う方が多いと思います。

悩むよりまず行動!まずこれをやらないと始まらない!
ということで、しておけば間違いないことを時系列に挙げたいと思います。

TOEICの勉強&受験

どの企業のESにも資格を書く欄があります。
また、もっと直接的に所有している英語のスコアを問うようなESもあります。

就活をする上で避けては通れないTOEICは、早めに受験した方がいいです。

600点以上であれば英語力のアピールになると言われており、特に外資系の企業に応募する場合、部署によりますが715点が足切りだと言われています。

別の記事ですが、「【英語力upの方法】留学しまくった理系大学院生が直伝します!」も私が書いたため、良かったら合わせてそちらも見てみてください!

リクルートスーツを買う

私はスーツの青山で店員さんに聞き、スタンダードなリクルートスーツを購入しました。白シャツ、ズボン、スカート、ジャケット、靴を購入しましたが、少し値が張った印象です。

私の職種がエンジニアだったこともあり、スカートを履いて面接を受けることがありませんでした。ジェンダー平等が当たり前になってきているため、女子もスカートのスーツを着たくない人は購入しないのもアリだと思います。

これは就職先によっても異なるため、化粧品メーカーや広告、希望の部署が営業である等の場合はスカートのほうが印象アップになる時もあります。

ES用の写真を撮る

企業にもよりますが、私は紙のESを郵送で提出等しませんでした。

時代はデジタル!ESは全てパソコンで作成し、企業のマイページにオンラインで提出でした。

そうなると、証明写真もデジタルで提出しなければならないので、私はカメラ屋さんで就活用の写真を撮影しました。

日系企業はほぼ写真提出が求められるため、時間のあるうちに撮りに行くことをオススメします。

私の就活写真…

就活サイトに登録して情報をゲット

リクナビ、マイナビ、外資就活、などなど
いろんな企業の情報が集まるサイトやアプリがたくさんあります。

どのサイトに登録してもいいですが、有名どころを1つ登録しておくといろんな情報を手に入れることができるのでオススメです。

ベストマッチな企業との出会いがある就活は新しいフィールドへ【キミスカ】

登録しすぎても勧誘メールがたくさん来るので、あくまで企業を知るために登録するのが良いと思います。

企業分析

就活サイトに登録すると、様々な企業の情報を見ることができます。
最近だと、社員の方が企業の説明を動画でしており、アーカイブが残っているのでいつでも見ることができます。

どんな企業に応募したらいいか分からない!という方は、世界にどんな企業があるのかリサーチ不足の場合がほとんどです。

自分の知っている企業、少しでも興味のある業界でも良いので軽く調べるところから始めてみましょう!

スケジュールを立てる

応募したい企業が分かってきたら、

・いつまでにES等の書類を出さないといけないか
・いつ面接があるのか
・いつインターンシップが開催されるのか

を調べて、スケジュールで管理していきます。
たくさんの企業に応募する場合、面接のダブルブッキングが起こることもあります。スケジュールを把握して、被る場合は先方にメールで日時変更等伝えなければなりません。

気になる企業のESをチェックする&
書く内容を考える

就活サイトに登録すると、過去に企業に受かっている人のESを見ることができます。すると、
・どんなことをESに書かなければならないのか
・どんな人物を求められているのか
・面接ではどのような質問をされるのか
が見えてくるので早めに対策をすることができます。

早めに確認をしておくことで、自分なりのES、面接の対応の仕方をしっかり練ることができるのでオススメです。

自己分析をする

提出しなければならないESの内容を確認してから、自己分析をした方が良いと個人的に思います。
自己分析の本を買ってみたりしましたが、結局あまり使いませんでしたし、自分のアピールの仕方はESを出す企業によって異なります。

ESの内容を知らないまま自己分析すると、ゴールが無いのにずっと自分探しの旅に出かけるようなもので、終わりが見えません。嫌気が差してくるので自己分析ではなく、自己作成をしてしまいます。

自分の性格、長所、短所、学生時代頑張ったエピソード、座右の銘など
基本的なところは押さえて、それ以外は応募する企業によって柔軟に対応するのが良いと思います。

私の就活体験談

私は上で述べてきたようなスケジュール感でやりました。
サマーインターンでは日系消費財メーカー、某大手飲料メーカー、外資系消費財メーカーの3社応募しました。

そのうち、某大手飲料メーカーと外資系消費財メーカーに受かり、それぞれ2週間のインターンを経て、最終的に外資系消費財メーカーに内定を頂きました。

【スケジュール(大学院1年生)】
4〜5月 : 企業分析・ES内容を確認・TOEICの受験
6〜8月 : webテスト受験・ESの作成と提出・オンライン面接
9〜10月 : サマーインターン×2社
10月末 : 外資系消費財メーカー内々定

私は内定直結型のサマーインターンに参加したので、内々定を頂く時期が周りと比べて半年程早かったです。

逆に落ちてしまえば、学生の間に再度応募することが出来ないものでした。
応募する前に入念な対策をしておいて良かったと思います。

日系の企業だと、サマーインターンに受からなくてもその半年後(就活解禁3月)に行われる本選考に再度出すことができます。
このあたりも会社によってかなり違いますよね。

最後に

就活の仕方も十人十色です。私のようにあまり応募していない人もいれば、たくさんの企業に応募して多くの内定の中から行きたいところを選ぶ人もいます。

自分の将来が不安になって「あの子は内定をたくさん持っているのに私は1つも無い…」など周りとどうしても比べてしまいがちですが、就活のゴールは「自分に合った企業を見つける」ことです。

思うようなところに就職できなかった場合でも、転職が当たり前になってきているので、経験を積んでから企業を変えるのも人生の選択肢としてあります。

また、ESや面接の対策は1人でしていると、どうしても客観的な視点に欠けてしまいます。他人から見られて初めて気が付くミスもあるため、友達や先輩と一緒に行うことをオススメします。

もりもり

もりもり

大阪府立大学 工学域・化学工学課程 大学4年

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