21卒の就活終わりたての4年生が教えます!ぶっちゃけコロナ禍での就活どうだった?

本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは!津田塾大学国際関係学科4年のつゆきです!

今回は皆さん気になるであろう、コロナ禍で就活をしなくてはならなくなった初めての就活生である21卒の就活に関する経験をご紹介します。私だけでなく、私の友達がどのようにしたのか、なども交えてご紹介できればと思います。

コロナウイルスがどのように影響した?

もちろん知っているよ!と言われてしまうかもしれませんが、少しおさらいさせてください。新型コロナウィルスが日本国内で深刻化してきたのは2021年の1月から3月にかけてぐらいでした。

もともと21卒は経団連が情報解禁と呼ばれる、「『経団連』という組織に属する企業の求人募集開始を3月に統一するというものがなくなる!」と言われている年でしたが、多くの企業がそのまま例年通り3月から新卒向け求人募集をかけていました。そのため、3月に多くの大規模な就職活動イベントが開催される予定でした。

そして、例年通りいけば、20卒までの企業の景気が良いことから、「売り手市場」と呼ばれ、21卒も売り手市場の波に乗り、多くの就活生が複数の内定をもらったり、就職活動を比較的順風に行えるといわれていました。

大規模就活イベントが軒並み中止

説明会中止

21卒は軒並み大規模のイベントが中止になりました。私も参加しようと思っていたイベントの多くが中止になり、多くの学生が参加できなくなりました。

しかし、この対策として4月から5月ごろにかけて、オンライン企業説明会が行われるようになりました。

採用中止または採用人数縮小

採用中止

急激な経営状況の悪化から採用中止を発表する企業もありました。有名なのが航空業界ですよね。私の友達の中にはキャビンアテンダントを目指している子がたくさんいましたが、その夢をあきらめざるを得ませんでした。

また、採用人数を大幅にカットする企業もありました。本来の採用枠が減ることで、途端にその企業の倍率が跳ね上がったというケースもありました。

こうした状況は「売り手市場」と呼ばれ、就職活動を比較的に進めやすいと考えて就職活動をしてきた21卒の学生を一気に「就活氷河期」のようなマインドセットに突き落としました。

私もこのマインドセットの変化は非常に大変で、周りでは「しょうがないよね」と非常に厳しい就職活動になることをみんなで必死に意識して、気持ちを切り替えるようにしていました。

私はもともと20卒の大学の先輩に「8社受けたら1社内定もらえたよ」というお話を聞いていたので、私もそんな感じで就活を終えられたらいいなと思っていましたが、ふたを開ければ、40社以上応募してました。つまり、より多くの企業から不採用通知をもらうわけです。

やっぱこうしたメンタル面が一番応えました。(笑)

業界研究の見直し

業界研究

これは特に多くの学生が見直したのではないでしょうか?多くの学生がそれまで行っていた業界研究の見直しを余儀なくされたと思います。なぜなら業界の様子が様変わりしてしまったからです。

私はもともと旅行業界もしくは自分が留学していたことも踏まえ留学斡旋会社を目指していましたが、「国をまたいで移動する」ということが難しい状況になってしまいました。それまでそういった旅行業界の企業は「インバウンド」と言って海外から日本に旅行に来る人が増えることを見越して様々な事業を計画していました。それだけに、このように旅行業界全体が低迷する状況になってしまったことで業界研究の見直しを図る必要がありました。

より深い自己分析の必要性

自己分析

多くの学生は自分がどのような人なのか、「自己分析」を通して知っていき、自分に合った業界、企業を絞っていきます。

しかし、コロナウィルスのために業界全体の不景気などにより採用中止など今まで絞ったものをさらに分析し細かく追求していく必要がありました。その時に、本当に自分が成し遂げたいものは何なのか、自分がなりたいものは何なのか、とたくさん考えて、本来希望していた業界、職種に近いものを選んだり、別の業界を目指す人もいました。いずれにしても、多くの人が今まで以上により深く自己分析をして先行き不透明な社会の中で自分の進路を必死になって決めようと頑張っていました。

また、私の友人はこのような状況になったことで、1年間大学を休学し、ゆっくり考える期間を作った人もいれば、院に進学してもう1年間勉強を頑張ろうと考える人もいました。

必ずしも4年間の大学が終わったらもうすぐ就職しなくてはいけないと考えるのではなく、院に進学したり、休学したりと、このような非常事態に焦らず、落ち着いて自分の考える時間をゆっくり持つことを選んだ人もいました。

また就活浪人という手を選んだ人もいます。就活浪人とは就職活動を次の年に遅らせることです。つまり私が就活浪人になった場合22卒の募集に応募するわけです。

とにかく、より自分が何をしたいのか深く自問自答することが増えていったなと思います。

まとめ:めっちゃ大変だった(笑)

ぶっちゃけ、めっちゃ変更点や変化が多くて大変だった!!!!!

これは、21卒としてもうしょうがないことかなと考えてます。でも、こうした変化や変更点に対応するのは自分だけではなく、企業の方々もです。採用活動というのはすごく企業の方にとったら大変なのに、さらに今年はコロナウィルスのために対応を求められるようになりました。

なので、「しょうがない。自分だけが大変なんじゃないから、いつまでもめそめそしてられない!」というメンタルに持っていけていたことが、一番良かったかなと思いました。

そして、このコロナウィルスのためにやはり新たに考えたのは、物事の最悪の状況を考えつつ、何が起こっても柔軟に考え対応していくことだと思います。特に新卒の就職活動というのは一生に一度しかありません。自分の納得いく形の就職活動になるように、自分が何をやりたいのか真剣に考えていく必要があります。

今後もコロナウィルスのために多くの変更があったり、社会的な状況の変化に対応していかなくてはならないかと思います。そんな時に、自分が大事にしたいことは何なのか、ゆっくり考えて柔軟に対応を考えてほしいです。

以上つゆきでした!ここまでお読みいただきありがとうございます。

つゆき

つゆき

津田塾大学 学芸学部 国際関係学科 大学4年

この記事が気に入ったら
いいね!して応援しよう!

3+

この記事をシェアする