センター試験というと、僕には“ある失敗”の思い出が蘇ります。
そこで、今後の受験生に「俺みたいになるな!」と心から伝えようと思い、この記事を書くに至りました。
是非受験生の方はご参考にしてください。
「試験のために朝型生活に!」
高校ではよく「試験前には朝型の生活に切り替えよう」と指導されました。
なので、年が明けてからは、普段学校に行く時より30分ほど早起きするようにしてみたのです。
すると、朝の時間に余裕をもって支度を済ませることができ、自然と心に余裕が生まれ、家を出る前にも軽く勉強するまでになりました!
朝型生活を定着させた結果…!
そして迎えたセンター当日、早起き作戦は思わぬ結果を招きます。
練習通りに早起きでき、「最高の目覚めだ~」なんて思いながら意気揚々と試験会場へレッツゴー!
したところまでは良かったのです。
時は流れて午後の最終科目。1日目は英語リスニング、2日目は理科の第2選択科目。
「ね、ねむ…眠い…!!!」
あまりの眠気に、英語は聞き取れないわ、化学は解けてるんだか解けてないんだかよく分かんないわ、みたいな手応えでした…(-_-;)
でも、実際の終了時間はそれぞれ18:10と17:40で大して遅い時間ではありませんよね?
どうしてこうなってしまったのでしょうか?
実はもともと…
先に結論から言うと、センター当日、最終科目を受ける時は、既に目覚めてから12時間以上経過していたからです!
僕は普段、高校に通うのに朝5:30起床、6:00出発、6:30の電車に乗るという生活をしていました。
理由は、高3の夏まで5:00前に起き、6:00前の電車で部活の朝練に行っていたからです。オフの日にリズムを崩すと、翌日の朝練に寝坊するのが怖かったので、朝練がない日も起きる時間をあまり大きく変えないようにしていたのです。
部活引退後もその習慣は継続し、朝7時から教室で勉強をした後に授業を受けていました。僕はもともと朝型だったのです。
1月中は、その生活リズムからさらに「朝型にしよう」としたわけですから、朝練の起きる時間である5時に目を覚ましていたわけです。超朝型になってしまったのですね(笑)
それでも、センター本番2週間前と1週間前に、当日と同じ時間割で過去問演習をしたのですが、その時は眠くありませんでした。普段から自習も割とぶっ通しで、朝7時から校舎が閉まる19時までできていたのです。
しかし、慣れない試験会場、他校の生徒から感じる圧力、本番特有の緊張感、そういった外部・内部の両要因に対してストレスを感じ、気づかぬうちに疲れていたのでしょう。
実力が最大限発揮できるように!
結局、高校の先生の「試験前には朝型の生活に切り替えよう」という言葉は、僕にとっては裏目に出たわけです。
そもそも僕の高校は8:15から朝課外があり、寝坊による遅刻者はほとんどいなかったので、正直「いつも通り起きて向かってね」という言葉掛けで良かったのではないかと今は思います。
必ずしも「早起き=得」というわけではないと、身をもって感じました。
また、理系型の試験は、2日とも朝のスタート時間が遅いので、僕はむしろ早起きはお勧めしません。普通に学校に通えていれば大丈夫です。
アルバイトで大学受験生に関わる機会があったのですが、直前期には「朝余裕を持つのも大切だけど、終わりの時間も意識しようね」と声を掛けるようにしました。
今後受験を控える皆さんにも、ぜひ意識しておいて欲しいと思います。
是非、後悔のない受験を!