こんにちは。鹿屋体育大学4年のまさしです。
今回は田舎にある鹿屋体育大学ならではといってもいい雄大な自然にフォーカスを当ててみたいと思います。
都会の大学に比べれば交通の便や娯楽は劣ってしまう鹿屋体育大学の周辺環境ですが、この記事を見たらきっと「この自然をもっと身近に感じたい!」「鹿屋体育大学に行きたい!」と思うこと間違いなしです!
鹿屋体育大学の資料を請求する!インスタ映えするようなスポットも盛りだくさんとなっていますのでぜひ最後までお付き合いください。
目次
大学周りの自然
まずは大学から見ることができたり、大学から車で10分程度で行けてしまうスポットを紹介したいと思います!
桜島
まずは鹿児島のシンボルである桜島!
1年に400回以上噴火することで有名な超活火山です。鹿児島にきておいてこれを見ないわけにはいきませんよね。
天気がいい日にふと桜島の方向に目を向けると噴火していることは日常茶飯事です。この写真のように噴煙が上っている光景を見ることもできます。
冬の寒い時期になると鹿児島にある桜島もうっすら雪化粧なんてこともあります。これは実際に鹿児島に来ないとめったに見ることができないのでぜひ来て自分の目で見てみてください!
御岳
桜島は実際には大学から少し離れており眺めるだけの山という感じでしたが、この御岳(おんたけ)は実際に登山ができる山です!
標高は1,182mと高くはないですが、決して低い山ではありません。途中までは車で行くことができ、登山ルートはあまり険しくないので他の山のようにガチガチの装備で行かなくても比較的簡単に登ることができます。
コロナ禍での自粛中に体が鈍らないようにここに行って登山をしたという学生も多かったようです。
荒平天神
次に紹介するのは大学から車で10分弱という駅近ならぬ大学近である荒平天神(あらひらてんじん)です。
この神社、なんと奥にある岩山の上に神社が建設されているんです。
鳥居を通り、拝殿にたどり着くまでには垂らされている綱を頼りに岩山を上る必要があります。なんとも鹿屋体育大学の近くにある神社という感じがしますね。
それだけではありません。この鳥居がある位置に注目してみてください。
何か気づきませんか?
そう!砂浜の上に鳥居があるのです!それにより満潮時には鳥居を通る道がなくなる、つまり拝殿までの道が閉ざされてしまうのです。
なんて神秘的でしょうか。大学の近くにこんな神社があるのです。しかも祀られているのは学問の神様といわれる菅原道真公。参拝に行く価値は十分にあります。
神徳稲荷神社
さて、これまた神社ですがこの神社は鳥居に大きな特徴があります。
なんと鳥居が透明なんです!しかもその奥には千本鳥居と鳥居ファンにはたまらない神社となっています。
他にもこの神社には、どこかにハート型の模様があるといわれている「縁結びの大石」や「水に溶けるおみくじ」などがあります。
インスタ映え間違いなしの近代的な神社も大学近くにあるので都会にも引けを取りませんね。
バラ園
大学から10分で行けてしまう「かのやばら園」は何と8haの広さに8万3千株のバラが植えられている非常に大規模なバラ園となっています。
このバラ園、なんと入学したときに無料入場券がもらえます。定期的にイベントも開催されているようなのでバラの時期に関係なくいつ行っても楽しめるようになっています。
少し遠出
ここからは大学からは遠くなってしまいますが、大隅半島にある自然環境をほんの一部だけ紹介したいと思います。
佐多岬
佐多岬は鹿屋市から飛び出て南大隅市にある本土最南端の地となっています。車で1時間半もかかりますが、間違いなくそれ以上の価値がある景色を見ることができます。
この佐多岬は本土最南端という話題性だけではなく駐車場から少し離れた展望台からはとんでもなく綺麗で雄大な景色を堪能することができます。
このように天気の良い日であれば「本当にここは日本か?」と思ってしまうくらいの景色が広がります。
特に山々に囲まれた海の透明さと言ったら沖縄やハワイに負けないくらいの感動があります。
向く方向を変えれば屋久島や種子島、口永良部島なども見ることができます。反対の薩摩半島にある九州富士ともいわれる開聞岳(かいもんだけ)を見ることもでき、鹿児島を一望できるスポットでもあると思います。
佐多岬では初日の出を見ることもできます。私は2020年に見ましたが、都会の海岸や街中で見る初日の出とはまた違った格別な初日の出でした。
雄川の滝
こちらは佐多岬よりは近いですが大学から車で1時間ほどかかってしまいます。
しかしこの滝には最大の魅力があります。それは行く時間帯によって滝の見え方が違うという点です。
私は午前中に行ったため朝日が染みる雄大な滝といった印象でしたが、夕方に行くと差し込む夕日が水面に反射してハート型が浮かび上がるなんて噂もあるそうですよ…
また、雄川の滝では駐車場から実際に滝が落ちているところまで15分ほど川の横を歩く必要があります。その川も風情をがっつり感じることができ、歩いて疲れているのに自然から出てくるマイナスイオンで癒されて元気が出るというちょっと不思議な体験(?)をすることもできます。
しかも雄川の滝では釣りを楽しむこともできます。
基本は浅瀬ですが、水質がとんでもなくいいためきれいな川にしか生息しないニジマスやアブラハヤといった魚が釣れるようです。
ネガティブな自然
もちろん鹿屋なんて大田舎の自然にはいいところばかりではありません。ここからは私がちょっとこれはきついなぁ…と思った自然環境について紹介してみたいと思います。
火山灰
これは皆さん薄々気づいているのではないでしょうか。実際火山灰が心配だから鹿屋体育大学に行くことを諦めたなんて話も聞きます。
私から言わせればそんなにもったいないことはありません!
結論から言えば確かに鹿屋にも火山灰は降ります。しかしそれは1年の中でほんの少しの期間なのです。
具体的には、風向きの関係で冬の期間のみ灰が降ってきます。夏の期間は薩摩半島に行ってくれるのであまり気になることはありません。しかし、降るときはとことん降ります。火山灰で視界がかすむなんてこともあります。
もちろん対策法はあります。私のお勧めは「必殺二重マスク」です。二重でマスクをしておけば口の中に火山灰が侵入してくる可能性はかなり低くなると思います。しかもコロナ予防もできてまさに一石二鳥です。
ネガティブな面もある火山灰ですがうまく付き合っていけば対策もできるようになってきます。
台風
やはり南の地鹿児島、東京大阪の都会に比べて台風が直撃する回数がとんでもなく多いです。
しかも勢力が強いまま上陸することが多いので直撃したときは外に出るなんてとんでもないくらいの暴風雨に見舞われます。
休日に直撃してくれればいいですが、授業の日に直撃された日にはひとたまりもありません。電車やバスの公共交通機関がほぼないので「電車が止まったから休講」といったわかりやすい基準もないですし、「最終奥義!遅延証明書」も使えません。
本当にひどくならないと休講にならないので中途半端な台風が直撃することが鹿屋体育大学生の一番の懸念点です。
大雨
台風とは別に尋常ではないくらい雨が降ります。都会の大雨とはレベルが5段階くらい違います。
直近だと令和2年7月豪雨が記憶に新しいでしょうか。鹿屋では1時間降水量が109.5ミリ、24時間降水量が496ミリと私の人生史上最大の雨でした。
特に6、7月の梅雨の時期は毎年晴れている日が片手しかないくらいによく雨が降ります。雨が少し苦手な人は少し梅雨の時期がナイーブになってしまうかもしれません。
百聞は一見に如かず
鹿屋体育大学の資料を請求する!今回は大学生活とは少し離れた内容の記事を書かせて頂きました。どうだったでしょうか。
鹿屋から大隅半島の見るべき自然環境から少しネガティブな点までいろいろ書きましたが、この記事を読んだだけでは大隅の魅力を小指の爪の先くらいしか感じることはできていません。
今回私が紹介したスポット以外にも夜景がきれいに見えるスポットや陶芸体験ができるスポットなど様々な魅力が詰まっています。
鹿屋体育大学は都会の大学よりは交通の便も悪い、娯楽も何もない。そんな超ド田舎にある大学ですが、都会の大学に行っている大学生は絶対に味わえない自然との共存・触れ合いが体験できる環境があります。自由の利く大学生だからこそちょっと都会から離れてみるという選択をして大自然に触れてみるのもいいものです。
百聞は一見に如かず
まさに鹿屋の魅力は肌で感じることで初めて実感できます。ぜひ大学に来るついででもこんな自然に触れてみてはどうでしょうか。