大学受験生が受けるべき模試《各予備校の特徴比較》

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大学受験生が必ず受ける「模試」
予備校によって特徴があります!今回は各予備校が実施する模試の特徴を解説します。

河合塾

現役生・浪人生ともに受験率が高く、学校単位での受験も多いため、受験者数がとにかく多いです。

そのため、偏差値や合格判定が本番に近いものになると思います。難易度的には、難しいわけでも、簡単でもないちょうどいいレベルです。

私は共通テスト模試と全統記述模試の両方を学校で受験していました。難易度はちょうどよく、自分の実力を測ることが出来ました。最低限河合塾の模試だけを受けていれば、それで問題ないと思います。私の一番のおすすめの模試です!

9月に受験した河合塾の全統記述模試の結果です。
受験期に受けた模試の中で一番いい結果が出ました。

東進

東進の模試はレベルが高いです。

共通テスト模試は本番レベルを意識して作っているので、社会は全範囲から出題されます。なので、秋頃までは前半に終わっていない状態で受験することになります。受験者数は河合塾に比べると少なく、受験者のほとんどが東進生だと言われています。

また、合格判定がかなり厳しく出ます。私は東進の合格判定は厳しすぎるからとあまり気にしないようにしていました。

これは私が受けた東進模試です。D判定に届くのにも偏差値が67も必要で、A判定は73になっていて、相当厳しいです。東進模試で判定が悪くてもあまり気にしないようにしましょう!

東進模試はほぼ毎月あって、結果も3~4日後に出ます。申込期限も実施日数日前まで受け付けているので、受けやすいです。

駿台

駿台模試は記述模試が有名です。

難易度が高く、難関大志望者が多いです。進学校の生徒が受験しているイメージです。偏差値が低めに出ますが、合格判定は東進ほど厳しくないと思います。どちらかというと、国立志望者向けの模試です。

進研模試(ベネッセ)

学校全体で実施しているところが多いと思います。

難易度は比較的易しく、偏差値も高く出やすいの、算出された偏差値から10引いたのが自分の実際の偏差値だとよく言われています。

代ゼミ

代ゼミの模試でおすすめなのが、早大プレ・慶大プレです。

代ゼミの共通テスト模試はあまり有名ではないですが、早大・慶大プレは受験者が多いと思います。

早大・慶大プレは学部ごとに異なる問題が用意されていて、自分の志望学部を選んで、本番に近い形で受験することが出来ます。制限時間・難易度も本番と同じでした。

合格判定も、受験者全体から算出するのではなく、学部学科別に合格判定や順位を算出してくれるので、本番戦うことになる人たちの中で、今自分がどのあたりに位置しているのかを把握することが出来ます。

早慶を目指す人たちは受けるべき模試だと思います!

北九州予備校

北九州予備校は毎年元日に共通テストファイナルと言って、最後の共通テスト模試を受けることが出来ます。

直前期に本番同様の時間割、雰囲気を体験できるのはいい経験かも知れませんね。しかし、元旦模試の結果が悪かった時に、直前にメンタルをやられかねないので、注意が必要です。

私が受けた模試

私がどのくらいの模試を受けていたのかを紹介します!

高2の共通テスト同日模試の日から高3の直前期までに受けた模試をすべて紹介します。

  • 1/15 共通テスト同日体験模試(東進)
  • 1/21 進研模試(ベネッセ)
  • 1/30 全統共通テスト模試(河合塾)
  • 2/13 第3回高2駿台全国模試(駿台)
  • 4/24 第2回共通テスト本番レベル模試(東進)
  • 5/1 第1回全統共通テスト模試(河合塾)
  • 5/15 第1回全統記述模試(河合塾)
  • 6/12 全国統一高校生テスト(共通テスト模試)6月 (東進)
  • 7/17 第2回早慶上理・難関国公立大模試(東進)
  • 7/31 第2回全統共通テスト模試(河合塾)
  • 8/21 第3回共通テスト本番レベル模試(東進)
  • 9/4 第2回全統記述模試(河合塾)
  • 9/11 第1回駿台ベネッセ大学入学共通テスト模試(駿台・ベネッセ)
  • 10/9 第3回全統共通テスト模試(河合塾)
  • 10/23 早大入試プレ(代々木ゼミナール)
  • 11/3 慶大入試プレ(代々木ゼミナール)
  • 11/21 全統プレ共通テスト(河合塾)

私が受けてよかったと思った模試は赤で書きました。河合塾の模試はレベルがちょうどよかったので、1年を通して受けてよかったです。

高2~高3の最初は共通テスト形式に慣れようと思い、共通テスト系の模試をたくさん受験していました。

秋は学校で受けた河合塾と代ゼミの早慶模試が重なってとても忙しかったです。

受けられる模試は12月にもいくつかありましたが、11月の時点で早慶のA判定が取れていたことや、模試に1日の勉強時間を使うのはもったいないと感じていたため、12月の模試は一切受けていません。

最後に

模試を受けるとその日の勉強時間が激減してしまうというデメリットがあります。ですから、やみくもにたくさんの模試を受けるのではなく、自分がその模試を受ける意義があるのかをよく考えてから受けるようにしましょう!

ごま塩

ごま塩

慶應義塾大学 法学部

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